皆さんがおっしゃるのは、不登校になるのは、他人事と思っておりました。「我が家の子供が不登校になるなんて、考えも及びませんでした。」と言う声をよく聞きます。
1. 不登校は「逃げ」ではなく「サイン」
- 子どもが学校に行けないと、つい「弱いのでは?」「努力が足りないのでは?」と思ってしまいがちです。
- でも実際は「心や体が疲れすぎている」「安心できる環境が必要」というサインであることが多いです。
- まずは「行けないことを責めない」姿勢が、安心感につながります。
2. 中学受験との両立を考えるとき
- 学校に行けない=勉強できないではありません。
- 在宅で学習を進めることも十分可能です。
- 塾の宿題や受験勉強を「学校に行けない間の軸」にしてあげると、子どもが「自分にはできることがある」と思いやすくなります。
3. 母親としてできるサポート
- 生活リズムを大きく崩さない:朝は同じ時間に起きる、ご飯はしっかり食べる。
- 子どもの気持ちを聞く場を作る:「今日は行けなかったね。どんな気持ちだった?」と、否定せずに耳を傾ける。
- 居場所を用意する:家の中で安心できる空間、または図書館や塾など、子どもが落ち着ける環境を一緒に探す。
4. 長期的な視点を持つ
- 中学受験をするにしても、しないにしても、「不登校の経験=失敗」ではありません。
- 自分のペースで学ぶ力、自分の心を守る力をつけるチャンスととらえることもできます。
- 周囲と比べず「うちの子のペースで進める」ことが大切です。
5. お母さま自身のケアも忘れずに
- 子どもが不登校だと、母親は「何とかしなくては」と気を張り続けて疲れてしまいます。
- 信頼できるママ友や専門機関(スクールカウンセラー・フリースクール・心理士)に相談するのも大切です。
- お母さまの安心感が、子どもの安心につながります。
👉 不登校は「悪いこと」ではなく「子どものSOS」。
👉 中学受験も「親子でどんな道を選びたいか」を見直すきっかけにできます。
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